先日、ゆうさんからコメントをいただきました。
ちょっと長くなりそうなので、投稿でコメント返させていただくことにしました。
極論の上、私も大して知識があるわけではないので、間違ったこといってると思います…
以下、ゆうさんのコメントから。
初めまして。
化学物質過敏症の方が国産野菜と輸入野菜の実態についてどうお考えなのか知りたく、こちらのブログを拝見致しました。
食品に関するマスコミ報道は、現実を投影していないようです。
お役に立つ情報ではないかもしれませんが、化学物質過敏症の方が少しでもお楽になれるよう、投稿させて頂きました。(以下、http://oshiete1.goo.ne.jp/user.php3?u=490327 より引用)
少し事実の誤認とマスコミによるイメージがあるかと思います。
まず日本の輸入食品に対する検査は厳しくなっています。
・厚生労働省の統計から
?http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/toukei/index.html?
18年度の「輸入食品監視統計」を見ると
検査件数に対する違反件数の割合:違反率は
アメリカ1.3% 中国0.58%です。19年度の輸入食品監視統計ですと
アメリカ0.64% 中国0.42%・また国産農産物中の残留農薬検査結果については
平成20年10月29日「食品中の残留農薬検査結果等の公表について」より
?http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/zanryu2/0810…?
??????????????-
平成15年度農産物中の残留農薬検査結果
1.検査数 2,129,338件
2.農薬検出数 4,894件(0.23%)
国産品 1,188件(0.34%)輸入品 3,706件(0.21%)
3.基準値を超えた数66件(0.01%)
国産品15件(0.01%)輸入品 51件(0.01%)
??????????????-
となっています。ここのブログにもあるとおり
?http://salon.stage007.com/hesomagarii/archive/201/0?
国産については「農薬が検出されない」のではなく「検査がされてない」だけで、実際に検査をすれば輸入品と同等かそれ以上検出されます。
検出率も輸入品以上ですし、検出濃度も輸入品の数倍レベルです。日本は世界一の農薬消費国である事をお忘れなく。
だからと言って農薬が検出されるのが問題とは言っていませんので誤解なきよう。
今の農業では農薬は必要ですし、ほとんどの農産物は検出レベル以下ですし、検出されたとしても影響のあるレベルではありません。吹き込まれたイメージのみで現実とかけ離れたことを語るのは、あまりよい事ではありません。
以上、ゆうさんのコメントから
化学物質過敏症の患者は、自らが「農薬センサー」みたいなもの。
予備軍の私ですら、お腹の不調などが起こります。
そりゃもう、即効で。
毎日が体調不良が起きるか起きないかの、自ら進んでの「人体実験」な毎日です。
まぁ、農薬だけが「化学物質」ではないですからね。
野菜や果物のみで「人体実験」したことはないので、体調不良の原因としては、微量な添加物なども含まれるわけですが。
私ももう、そこらのファーストフードやスーパーで売られている大半の物は食べられません。
そんな状態なわけなので、「検出された農薬が影響のあるレベルではない」という言葉にはどうしても引っかかりますね。
「楽をするための便利なモノ」=「化学物質」といっても過言ではない日常生活。
化学物質の危険性を「知らない(知ろうとしない)人たち」は化学物質を垂れ流し続けています。
毎日。
生き物である雑草や虫が、枯れたり死んだりする「化学物質」。
「微量であれば影響がない」なんて、信じられるわけがありません。
動物実験で安全を実証しているのかもしれませんが…
実験の結果、その動物が五体満足で天寿を全うできると思いますか?
自然に逆らってまで、大量生産する意味って、何でしょう?
東京ドーム約60杯分も残飯を出して、しかもそれは廃棄されるそうです。
農薬を使って物を大量に作っておきながら、多くを捨てている。
これって、意味があることでしょうか?
化学物質である農薬。
それを長年摂取し続けた「生体実験」の「結果」は、あるんでしょうか?
長年摂取し続けた結果、化学物質過敏症のような病気になった場合。
誰か責任でも取ってくれるんでしょうか?
自信をもって「影響のないレベル」であると断言するのなら。
「結果」に対する「責任」は取れるんでしょうか?
生産者や科学者に対して責任をどうこういうのなら。
もちろん消費者にも責任があります。
あまりにも「イメージ」に左右されすぎているから。
曲がったキュウリが料理しにくそうとか。
いびつなトマトがイヤとか。
虫食いのキャベツが気持ち悪いとか。
その程度の「イメージ」で判断するべきじゃないのに。
もちろん、賢明な消費者はそんな野菜こそおいしいことを知っているでしょう。
むしろ今は、賢明な消費者のほうが多いかもしれない。
だから無農薬や有機野菜という言葉が浸透してきているのかもしれない。
でもそれも結局、「イメージ」に流されているだけな気がします。
無農薬や有機野菜がまるで「ブランド」=「高級品」のように扱われている気がします。
実際、手間ひまがかけられている分、高価ですしね。
「イメージ」や「ブランド」に左右されるのって、自分に自信が持てないからでしょうね。
「イメージ」に左右されない「知識」。
「イメージ」に惑わされない「味覚」。
これが大事なんじゃないでしょうか。
う~ん、ゆうさんのコメントに対する答えじゃない気がする;
長々と書いちゃいましたが、結局は…
化学物質過敏症は、国産だろうが輸入だろうが、「センサー」で「自分にとって安全なもの」を見分け、選択する。
そんな「人体実験」な毎日を、続けざるを得ない。
そういうことですかね…
みなさんは、どう思いますか?
コメント
こんにちは。
確かに国産なら安全という風潮は危険だと思っています。
私も自分のブログで似たような記事を取り上げたことがあります。
こちらです。よろしければ。
http://sick-house.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-6871.html
「検出された農薬が影響のあるレベルではない」という言葉は「健康な方ならすぐに影響が出ることはない」ぐらいに思うべきでしょう。(長期的なことは誰も調べていないというのが現状)
CS患者の場合、明らかに影響を受けている例がありますので。
「人体実験」っていい過ぎかなと思いましたが、やっぱり皆さんそう感じていますよね;
最近の食品偽装なんかのニュースでも分かりますよね。
強い信念を持って、「自分が作っているものが、消費者の血肉になる」と意識している生産者ばかりじゃないこと…
数年前ですが…製パン工場でバイトをしていたことがあります。
そこで作られているのは「おいしく安全な食べ物」ではなく「安価で作って売れる、食中毒が起きないモノ」でした。
大半のスーパーに陳列されている大手だからといって、良いものを作っているわけではないと突きつけられました。
自分の味覚で判断するしかないんだなぁと。
どんなに技術が発展して大量に作れたとしても、栄養が欠如した化学物質まみれの「食べ物」では、化学物質過敏症まっしぐらです。
かといって今の不況では、実態を知っても食いつなぐためには選択の余地がないっていうのは、言葉もないですね。
個人はもちろん、企業努力でどうにかならないことをどうにかするのが行政だろうに…
きみどりさん、こんにちは。illnessからきましたよー
私も国産&輸入野菜に関してはいろいろ書きたいところですが、長くなっちゃいそうなので、遠慮しておきます。
8日(月)の朝日新聞朝刊、生活面の「あなたの安心」というコーナーに、
渋谷で行われた「知ってねウォーク」が取り上げられていましたよ。6回掲載されるそうです。
「頭痛、倦怠感、知らぬままに過ごし過敏症に」
空気中、食品、健康な方には分らない事があると言う事を、
一人でも多くに知って欲しいですね。
>ぴろりさん
おお、いらっしゃいまし♪ありがとうございます♪
遠慮なんてしちゃいけません、長ぁ~くなっちゃって構いませんよ。
大事なことですし、色々な意見を知りたいです。
情報ありがとうございます。朝日新聞、やるなぁ(*^^*)
朝日新聞のサイトでも見られるようになるといいんですけどね☆