最近の今日のつぶやきやコメントなどでちらほら登場している北風小憎夫親分。Twitter(ついったー)で知り合いました。
元喫煙者で、ニコチン・アンインストール・マニュアルの開発&提唱者です。新しい禁煙方法、というか「タバコを止める」方法ですよ。詳細はニコチン・アンインストール・マニュアルを直接読んでみてくださいね。
特に「愛しのニコちん・前編」と「後編」は物語としても秀逸かと。
で。
喫煙問題に目を向けているってことで利害は一致。コラボとして「ニコちん」をデザイン・イラストを手がけさせていただきました。
客観的に見て、ちょっと、こっぱずかしい。はっはっはっ(笑ってごまかす)。喫煙者を魅了し、虜にし、逃さない悪女っすな。
このイラスト以外にも、コラボイラストを予定してます。
(元とはいえ)喫煙経験者と喫煙問題について利害が一致???
「受動喫煙が原因で化学物質過敏症の予備軍になったのに、なんで元喫煙者とナカヨクしてるの?????」
もしかしたら、そう思う患者さんや非喫煙者の方がいるんじゃないでしょうか。私も、少し前までだったら拒否反応を起こしたかも。「元」がついても「喫煙経験を持つ人と喫煙に関して話をする」ことは考えも思ってもいなかったし。
でも、「喫煙問題の諸悪の根源の企業に質問してみた」の記事といただいたコメント、「再質問」を読んでもらえると気がつかれる方もいると思います。
「喫煙問題に気炎を吐いてヤイヤイ言うのは自由かも知れない。
でも、相手とタバコについて疑問に思って知る姿勢がないなら、その言葉は空虚だ」ってこと。
そんなときにヒョッコリ出会ったのが北風小憎夫親分と言うわけです。何てタイムリー。これも縁ってやつですね。
化学物質過敏症の症状とかについて、医者でも患者でもない人で、相方や家族以外にストレートに質問されたのって初めてですねえ。こりゃまた珍しい。疑問に思うことは相手を知ることの第一歩ですよ。
「喫煙者 VS 嫌煙者」の構造
喫煙問題を掲げると、喫煙者 VS 嫌煙者になりがちですよね。
ほとんどが無意味な感情的なぶつかり合い。どっちもタバコの害について詳細を知っている風でもない。受動喫煙を「クサい」「ケムい」だけだと思ってる。結局は言葉尻をあざけったり論理のすり替えばっかり。
あー、何て不毛なんでしょね~、もったいない。
ってか、もう見飽きた。
タバコの害を充分知らされず、ニコチンの依存性が高いことも否定され「タバコを吸わされている」喫煙者。
受動喫煙させられても、病気の関係性を「科学的根拠がないから」と放置されている非喫煙者。
どちらも「健康を損なっても自己責任」として、タバコが原因の病気になっても責任追及もままならない。
結局はどっちも「被害者」の側面を持ってるのは間違いない事実なんだから、お互いに歩み寄ってお互いを知る努力をし、喫煙者と非喫煙者がそろって話し合う。もちろん冷静に。
そうしなきゃ何も変わらないよ。
タバコの知識がない個人の言い合いで、得するのはだ~れだ
個人同士で「喫煙者 VS 嫌煙者」をやっている間に、最終的な勝者になるのは誰かな?
ようやく公的に禁煙の流れができつつあったタイミングで「どこでも吸える無煙タバコ」の発売を発表されたことからも見えてくるはず。
「吸って吐く無煙タバコ」が「どこでも吸えるタバコ」として売り出されたら、一般人はどう受け止めるか。
無煙タバコがニコチン依存症の呼び水になり、タバコが止められない喫煙者が増えるかも。
「火」に対して抵抗感が少なく、「ニオイが少ない」ためゴマカシが効くタバコが世に広まったらどうなるか予測し切れませんね。
ニオイが少ないからって受動喫煙を強いられる非喫煙者が増えるかも。
「無煙タバコを吸った喫煙者の呼気に含まれる有害物質」の客観的データがない以上、不安は解消できないのに、煙が出るタバコ以上に遠慮してくれとは言いにくいですね。
はい。
これでまた、「誰が甘い蜜を吸うのか」…明白ですよね?
喫煙問題解消は「お願い」
喫煙問題は、喫煙者の協力なくしては防げない。
でも、タバコに害があることは明白だけど、それを知らない、実感できていない喫煙者や非喫煙者は多いんです。だから「遠慮してくれないか?」の申し入れがすんなり受け入れられるのが「希少なこと」になっているんです。
だから、日本ではまだまだ、喫煙問題の解決には「お願いする姿勢」が必要なんです。
だったら「喫煙者とタバコ」のことを知らなきゃ。親分のブログはおススメです。喫煙者の気持ちを疑似体験できるんじゃないかな。
前述した「愛しのニコちん・前編」と「後編」なら、物語として読みやすいですよ。
喫煙問題解消は「甘いもんじゃない」
もちろん、喫煙者の心情やタバコの害を知ったとしても、すぐ解決するような甘い問題じゃありません。
中身が伴っていない喫煙マナー啓発活動がされていた30年という長い年月の間に、タバコの「本当」を知らされずに「ニコチン依存症」にさせられた人たちと、「タバコの害は煙とニオイだけ」と洗脳された人たちが相手なんですから。
でもだからって、諦めたって何にもならない。
自衛もできない。無意味な不満と不毛な言い争いが続くだけ。それに、受動喫煙の害を身を持って知っていて、危機感を持っている身としては「もったいない」と思うんですよ。
受動喫煙の苦しみの思いのたけを喫煙者に向けることは(難しいことだけど)ちょっと脇に置いて、自衛のために「喫煙者とタバコについて疑問に思って知る」こと、してみませんか?
※私も、言うほどの知識がないピヨピヨのひよこです。自分がしたことによって与える影響は想像し切れません。間違ってる。おかしい。止めとけ。もっとこうするべきじゃね?など、指摘やご意見、提案などバシバシ受付中です。もちろん、喫煙者も非喫煙者も関係なく、です。
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コメント
へい、おひけえなすって。
早速のおひけえ、ありがとうござんす。
私、縁もちまして当サイト管理人・貴緑(きみどり)の親をつとめます、
姓は北風、名は小憎夫、「こにくらしい」と書いて小憎夫と発しやす。
以後、万事万端、宜しくお頼申します。
というわけで、まさに煙草との「腐れ煙」を切ったところに、
きみどりとの「縁」ができたということで。
ご紹介の通り、あっしは4ヶ月ほど前に、25年近くすっていた煙草を、突如としてやめたんです。
そして、自分でも驚いたため、その経緯(いきさつ)をブログに綴りはじめたのですが、書いてるうちにいろんな疑問が湧いてきやして。
なぜ自分は、あんなケムリを、おいしく吸っていたんだろう?
なぜ、あんなに美味しい煙草を、嫌がる人がいるんだろう?
なぜ人は、たかが煙草ごときを、やめられないんだろう?
そしてなぜ自分は、煙草をすっぱりとやめられたんだろう?
と、こんなことをクヨクヨ考えているときに、きみどりのブログを見つけやしてね。
そのあとは、トントン拍子に両思い、いやツイッターでの相互フォロー、ブログの相互リンクを経てついには「北風一家」で、親分子分の杯を交わす仕儀と相成りやした。
まあ、あとの話は実際に、あっしのブログなり、ツイッターの過去ログなりをご覧いただければと。
で、あっしから一言だけ言わしていただければ。
「タバコを憎んで、人を憎まず。」
ですな。
では、今後とも、宜敷お願い申し上げやす。
>北風小憎夫親分
コメント感謝っス~。ってかレスポンス早っ(^ ^)
人の縁っていうのは不思議なものですね。そういう意味では親分も私もスゴく恵まれていると思う。こんな風に「元喫煙者」と「化学物質過敏症」が「同じ方法」向いて話するのって、親分も言っていたけど珍しいこと。今後とも宜しゅうに~。
喫煙者の対応に困った人がいたらアドバイスしてあげて下さいまし。
どうも、北風一家専属医の竹庵です。タバコについては、昔から色々と疑問を持っていましたが、北風小憎夫親分と出会って、改めて、喫煙者が、どんな風に考えて、タバコを吸っているものか、勉強させていただいています。
医学的な方面からのコメントは、できると思いますので、今後とも宜しくお願いします。
にしても、改めて、拡大版の「ニコちん」観させてもらいましたが、やっぱり、姐さん、絵お上手ですね。また、第2弾以降が楽しみです。
>竹庵先生
おお、コメントありがとうございます~(^ ^) こちらこそ今後とも宜しくお願いします~。
いや本当に、聞いてみないと分からないことって沢山ありますよね。親分と出会ったことはとっても貴重でありがたいことだと思ってます。
自分の絵、描いてるときは楽しいんですが、後になって改めて眺めると気恥ずかしい…フクザツな制作者の心情です(笑)
なにこれきもちわる
>偏ってるねーさん
Twitterかtogetterなどからいらっしゃったんでしょうか?アンチコメントの投稿ご苦労様です。
アンチコメントをされる方はタバコにより病気になったりそんな家族を持ったり、ニコチンの依存症に苦しんだりといった、タバコの害に人生を振り回された経験がない方と推察します。是非その幸運を生かして良い人生を送って下さいね。
おお!
便りがないのは無事の知らせ。
ユニークなご意見があるのは、メジャー化の知らせ(笑)。
>北風親分
15文字も打ち込んでくれたその労力に乾杯(笑)
>ユニークなご意見があるのは、メジャー化の知らせ(笑)。
確かに、それだけ、色んな方面に、影響力が出てきたという証拠ですね。ポジティブ・シンキング、大事ですね。
>歌い人 こと 北風竹庵…くん(笑)
タバコの実害を考えたら偏ってるなんて言葉は気にしてられないけど、粘着質ぽくて気持ち悪いかもってのは認めてるしね(笑)