新年早々…

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この記事は2009年1月2日に書いたものです。
情報が古い可能性があります。ご注意ください。

また、現在は状況や考え方が変わっている可能性があります。

特にタバコに関しての考え方については変わっています。「喫煙者非喫煙者に関わらず、タバコの害から逃れてほしい」がベストです。
詳細はタバコハザード対策協会にて。皮肉も交えていますが、タバコが有害と言う現実から目をそむけませんよう。

化学物質過敏症は理解されにくい。

分かっちゃいるんです。

理解してもらうことが、いかに難しいか。
そして、無理をすれば愚かな結果になることも。

分かっちゃいるんですけどね。
目の前に突きつけられると…
やっぱりイロイロ考えちゃいますね~。

今日、とある友人と会ったんですわ。

正月まっさかりのこの時期。
どこも混んでて危険です。
でも、そんなことをいっていると、次のチャンスは来年に持ち越しそうだったので。

私の行動範囲内の、スタバへ行きました。

その子は、メールなどでは化学物質過敏症を知っているふう。
日に日に悪化していることも伝えています。

そして、患者さんに直接接しないまでも、病院で医療事務をしています。

なので。
病人に対する配慮は多少あるだろうと。
思いません?

私は思っちゃいました。

甘かったですね。
最初に注文したのがラベンダーティーでしたし。

頭から、化学物質過敏症を否定してきたわけじゃないんですが…

ニオイに敏感。
外出できる人は本当は困っていない。
虚弱体質。
発症する人は体質が特別。
体調不良は時間がたてば治まるから、大騒ぎすることじゃない。
医者にかかれば何とかなる。

こんな感じでした。

反応性が高いとはいえ軽度なんだから、稼がないのはただの甘えだともいわれました。
(1年間、自宅療養していたのは、万一にも回復するかもしれないからなのですが…)

実家に戻らないのも甘えだと。
(相方と一緒にいるのは、住んでいるマンションのほうが曝露が少なく、精神的にも支えてもらえるからです。発症の根源である父とも暮らす気になれないし)

食事はほぼ手作り、パンやお菓子も手作り、ご飯は土鍋で炊いてることに対して。
「いいね、ヒマで。」
(市販され当たり前に使われているものを、思考じゃなくて、体が拒否するんだが…)

路上喫煙者がいたら、とりあえず走って逃げるしかないことに対して。
「面倒クサいやつ。」
(たばこを我慢した結果が過敏症なのに、そういうこというか?…ってか、それで理解されてるといわれても説得力ない…)

同情して欲しいわけじゃないです。
援助を求めているわけでもないです。
ただ、化学物質過敏症が、とても厄介なことだけでも(本当の意味で)分かってほしかった。

外出が、化学物質過敏症にとってリスクの高いこと。

農薬や野焼きの危険性から、地方に引っ越せばすむ問題ではないこと。

特別な人でなくても、発症してしまうこと。

曝露は日常生活にあふれ、体調不良も日常茶飯事なこと。

これだけでも理解して欲しかったんですが…
耳にシャッターでした。

体調がどんどん悪化していて、時にはうつが出て、自殺も考えたことを伝えたにも関わらず。
病人に対する優しさ、ゼロ。

ことごとく否定されるので、つい、
「じゃあどうすれば(どう生きていけば)いいのさ?
さらに悪化するかもしれない実家で閉じこもっていろとでも?」

挙句、
「(分かった風なこといってるけど)理解してないよ。
なってみなければ分かるわけない!」

ミもフタもないですね~;
まだまだガキだな~私。

喧々諤々しても詮ないです。
曝露による体調不良は、我慢するしかないことが大半。
これは事実ですからね。

とりあえず落ち着いて、話をそらしました。

少しは分かってくれたのかなぁと思ったんですが。
その子、目の前でグロスを塗りだしました。

やっぱり分かってないよ(乾笑)

は~。
なるべく、人の言動を悪意がないものとして、とらえるようにしているんですけどね。

否定の態度には、カチーンときちゃいました。
化学物質過敏症への誤解は、他の患者さんへの被害にもなりえますからね…
でも、かえって余計なことしたかも…;

血反吐でも吐いたり、倒れでもしたら、少しは分かったのかな~。

糖尿病患者の中には、同じく糖尿病で足を切断した人を目の当たりにしても、生活を改められない人がいる(看護士経験者談)。
人間って、そういうイキモノらしいので。
現在の自分が健康なら、なおさら分からないんでしょうか。

全く理解しない人も厄介ですが。
理解したつもりになって、その範ちゅうでしか考えられない人も、同じように厄介。
そう思った、新年2日目でした。

ひとつメリットが。
去年の初夏くらいに、他の友人と会ったんです。
その友人が、いかに気を遣ってくれたかが分かりました。
しかもさり気なく、押し付けがましくなくです。

見習わなければ、ですね。


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この記事は2009年1月2日に書いたものです。
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