化学物質過敏症の対策は、文字通り「衣食住、生活の全て」に気を遣わなければなりません。
収集した情報や宮田ドクターのアドバイスを実際に実行し、有効だと判断した対策をまとめました。個人差が大きい病気ですので、実行されるのであれば、ご自身の状態を踏まえた上で判断し、自己責任の上でお願いいたします。
化学物質過敏症対策、体調管理のために済ませたこと
- 歯の金属の除去(2017年6月)
- 全て除去し、グラディアダイレクトと言う歯科材に変えました。全て健康保険適用外で自己負担。一本約3万強×8本。
結果論ですが、貯金できるまでの期間に体質改善ができ、治療に耐えられた感じです。
デンタルローン(歯科治療専門のローン)もありますので、化学物質過敏症に理解ある歯科医を見つけ、積極的に検討すべき対策です。
化学物質過敏症対策、体調管理のためにやってること。自宅編
- 合わないものの除去(合成洗剤、合成洗剤で洗ったことがある服、合板使用の家具など)
- 合わないものの隔離(外出時の持ち物で、洗えないものをビニールで包むなど)
- 3食自炊
- ビタミンCアスコルビン酸、大麦若葉、にがりの摂取
- 洗濯(濡れたものはこまめに取り替えるので量が多いし、なるべく早く洗わないとニオイが取れ辛くなる)
- 掃除
- 外がクサくなかったら換気
- 空気清浄機ほぼつけっ放し
- 室内温度を低く保つ(特に、夏)
- ストレスをためない
- ストレッチ(開脚、骨盤補正、筋伸ばしなど適度に楽しく)
- 縄跳び(運動量アップのため、立ち上がるたびに飛ぶ)
- 基本の筋トレ(腹筋、腕立て、背筋、スクワットなど)
- ペットボトルを振り回しながら竹踏み
- 軽く押して痛みがあるところのマッサージ
お風呂デトックス(路上喫煙者が多いため、散歩などはムリ)浴槽の素材自体に反応するため入浴できず- PCのキーボード部分をビニールで覆う(排気口があるタイプは塞がないように注意)
- 「今は反応がないもの」でも「化学物質過敏症的に除去がベストなもの」は除去の方向で検討
- 「体調維持のために気にせざるを得ない」と「気にし過ぎて逆にストレスになる」ラインを見極める
- 辛いときは酸素ボンベ(スポーツタイプ)使用
※やる気の減退の症状が出ているときに頑張ったりすると、自己矛盾のためかうつ状態になることがあるので、少しサボる事もあります。
アファメーションを始めてから、精神的に落ち込むことがなくなりました。
化学物質過敏症対策、体調管理のためにやってること。外出編
- マスク着用(キーメイトマスクをオーバーヘッドタイプにしたもの)
- マスクが密着するよう手で押さえる
- マスクの替えの携帯
- 酸素ボンベ(スポーツタイプ)使用
- お手拭きの持参
飲み物持参(飲み物は食べ物以上に見つけにくい)
いろはすのノーマルタイプなら飲めることが分かりました- 短時間、短距離の外出でも携帯を持参(万が一行き倒れ状態になったときに、誰かに迎えにきてもらうため)
- スケジュールが合うなら付き添い(夫や母親)や迎えを頼む
- 行動可能範囲の灰皿の位置を覚え、避ける(不可能な場合が多いですね)
- 路上喫煙者がいたら走って逃げる
- 有害な化学物質や苦手物質があることが明白で、ガマンしようもない状況が予測される場所には行かない
- 有害な化学物質や苦手物質を使用している人には近付かない・逃げる
- 万が一のときが予測される場合は防毒マスクを持参
化学物質過敏症対策、体調管理のためにやってること。非常事態編
近隣で新築やペンキ塗りなど行われるとき
- 公害申請の検討
-
近隣から発生する物質により、体調不良になった場合、あるいは体調不良になることが予測される場合、公害申請が可能です。
- 自宅の養生
- 実家へ避難