以前からちょいちょい話題やニュースに上がってましたね。
神奈川県の、受動喫煙防止条例(仮称)。
(詳しくは条例の制定に向けて(かながわのたばこ対策)を参照のこと)
今月16日に、とうとう条例案が提案されました。
全国初の“屋内禁煙条例”を議会に提案 神奈川県知事2009.2.16 14:34
神奈川県の松沢成文知事は16日、全国初となる屋内での喫煙を規制する「公共的施設における受動喫煙防止条例」の条例案を同日開会した2月定例会で提案した。成立すれば来年4月1日から施行される。
条例案では官公庁や病院など「第1種施設」は禁煙とし、ホテルやレストランなど「第2種施設」は禁煙か分煙を選択できる。ただし、第2種施設のうち、店舗面積100平方メートル以下の小規模飲食店とパチンコ店など風営法関連施設は「特例第2種施設」とされ、規制を努力義務とした。
罰則も盛り込み、違反した施設管理者には5万円以下、喫煙者には2万円以下の過料を科す。
松沢知事は「(全面禁煙が望ましいが)健康被害から県民を守ることと経済的事由に配慮し、ぎりぎりの線で作った。全国に広めていきたい」としている。
以上、産経ニュースから
当初は、神奈川県内全ての屋内での禁煙とのことでしたが、喫煙者や、それをターゲットにしている経営者を考慮せざるをえなかったんですねぇ。
ニュースなどでは「トーンダウンした」とかいってますが…
たばこがダメな側からすれば、これでも感涙モノですよ。
公共性の高い施設では、完全禁煙が常識!
大きめなお店などでは、少なくとも分煙(喫煙席は隔離)が保障される!
屋内だろうが屋外だろうが、お構いなしだった受動喫煙から開放されるなんて!
未だに、考えなしの喫煙者は「たばこ吸わない人ばかり優遇されてズルい」なんて程度の低いことをいっていましたが…
この条例は、受動喫煙を防止して健康になってもらおうっていうものですから。
別に、喫煙者とそうでないものを、ひいきしたりするものじゃないですから。
勘違いもはなはだしいですよ。
今までがおかしかったんです。
喫煙者重視過ぎたんです。
喫煙者が、たばこを吸いたい願望を抑えない(抑えられない)せいで、受動喫煙を避けることもできない。
我慢するしかない毎日。
終いには病気になってしまう。
この構図が、おかしいと思わないほうがおかしいんですよ。
喫煙者の理屈も、吸いたい願望が前面に出ているだけで、主義主張もあったものじゃない。
屋内で吸えないとなると、路上喫煙者が増えるかもしれませんが…
そうなったら、喫煙者はやはり、吸いたい衝動が抑えられないほど中毒になっているってことです。
大人なのに我慢できないんでしょう?
病気ですよ。
素直に、禁煙外来に行きましょう。
今後、いろいろな問題があるでしょうが、段々と全国に広がるといいですね。
コメント
私のブログへのコメントありがとうございます。
タバコにはほんと参ります。
健康増進法の意味、受動喫煙の害等々理解してほしいものです。
いろんなところで禁煙が当たり前になってほしいですよね。
>けいさん
いえいえ、ちょっとでもお役に立てたなら嬉しいです☆
喫煙問題には、本当に困らされますよね。
日本人の、たばこに対する意識そのものが問題だったりしますし…
人に嫌な思いをさせるものは、極力避ける。
そんな、集団生活での当たり前の気遣いの内なんだと、早いこと飲み込んで欲しいものですね。