このときの残りの体力:7
2月12日、12時30分。
検査のときがやってきました。
生憎の雨で、デカイCTスキャンのフィルムが厄介でした;
北里研究所病院。
広尾駅からの徒歩で、ちょっと迷いました(笑)
まずは採血、採尿、心電図、視力と眼圧検査。
運が良かったのか、(他の病院に比べて)あまり待たされずにスムーズに終わりました。
そしてクリーンルームへ。
うわ~、この空間めっちゃ楽な感じがする…
下着以外を全部着替えて、重心のぶれの検査、光の玉の動きを目で追う検査、灰色のモニタに浮かぶ斜めのラインを見る検査、瞳孔の変化の検査を受けます。
化学物質過敏症は、中枢神経や自律神経の機能に障害が起きている割合が高いので、その検査ですね。
そして診察。
検査結果はただの「過敏状態」
過敏症じゃないのか…
予備軍なんだ…
まぁ、紹介状を書いてもらったときから薄々思ってました。
最近ゆっくりさせてもらっていて、症状がだいぶ軽くなってきたから、検査結果には出ないんじゃないかって。
タバコに対して過敏なのは、胎児~7才の時期の父親からの受動喫煙が大本の原因らしいです。
やっぱり。
普通に考えれば、当たり前ですよね。
タバコ=4000種類以上の化学物質+200種類の有害物質+60種類の発がん物質なんですから。
これから発育するって時期に、毒とも言えるタバコを吸わされたことによる、早く言ってしまえば未熟児も同じだということ。
でも、ただの過敏状態とは言え、タバコや香水で症状が出るのは確か。
過敏症の人と対策は一緒で、生活環境を整えるように言われました。
少なくともタバコを吸っていない喫煙者のそばにいられるように、体を整えるように、とも。
…いや、それ無理っす;
今は、ちょっとタバコのニオイがしただけで、咳き込んで、長年の癖で息を止めてしまうし。
胎児のころからの受動喫煙で過敏症になる素質は充分で、しかも今の時点で過敏状態でしょう?
たとえ体を健康にしても、また我慢し続けたら…
今度こそ本当に過敏症になっちゃうじゃないですか。
こんなこと、先生には言ってない、というか言えませんでしたけどね。
何だか複雑な心境です。
化学物質過敏症じゃなかったことは、普通に考えれば「ひどくなる前に逃げられてラッキー」ってことですよね。
でも…
じゃあ私は、何?
過敏症でもないのに、タバコや香水のニオイに反応して体調不良になり、普通に働くこともできないの?
何て中途半端な。
何て不甲斐ない…
タバコや香水がダメでひどい症状の出る人は、検査中に症状が出ていない場合、測定結果には現れにくい、との見解もあるとは言え…
考えれば考えるほど、自分の情けなさ、相方への申し訳なさにうつになります…
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