化学物質過敏症について

化学物質過敏症や電磁波過敏症は、症状・反応する成分や症状には個人差があり、対処法なども人それぞれです。
一人の患者の苦手物質や症状だけでは化学物質過敏症や電磁波過敏症の全てを推し量ることはできません。予めご了承ください。

注意事項

このブログの管理人は、医者でも看護士でも化学物質過敏症についてのエキスパートではありません。

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化学物質過敏症って何?

アレルギーよりもごく微量な化学物質に反応して、さまざまな症状が出る病気です。
「化学物質」と言うと特別に聞こえるかもしれませんが、タバコ、殺虫剤、香水・化粧品類、洗剤など、現代日本の日常に密接しているものなのです。
今は国民病となった花粉症と同じように、誰でも・いつでも発症する可能性があるんです。
重症になると、通常の外出はもとより通院すらままならず、徹底的に化学物質を取り除いた自宅でしか安心して過ごせないほどになります。

化学物質過敏症の発症原因

大量の化学物質に触れること(暴露という)。
ただ、花粉症と同じで個人差があるので、人よりも少ない暴露で発症してしまう人もいます。

反応する物質

ありとあらゆる化学物質。人によって反応する化学物質が違い、悪化していくとその種類が増えてしまいます。
以下、代表的な化学物質の一部です。
これだけでも、患者にとって日常的にいかに切迫するかが分かりますよね?

  • タバコ
  • 殺虫剤
  • 農薬
  • 香水・化粧品類
  • 洗剤
  • 防臭・消臭スプレー系
  • 抗菌・滅菌もの
  • 印刷物(インクなど)
  • シックハウス
  • シックビル

患者にとって困ること

  • 周囲の無理解
  • 精神的なものと決め付けられることがある
  • 国が病気と認めていない(診察代などの全額負担、働けなくても保障されない)
    2009年10月に保険病名として認められました
  • きちんと診察できる医師が少ない
  • 日常生活がままならない、普通の生活が送れない など…

化学物質過敏症の症状

  • 視力低下などの視覚の異常
  • めまい
  • おなかの不調(下痢や便秘、吐き気、腹痛、げっぷやおならがよく出る
  • むくみ、にきびができやすい
  • 湿疹、ジンマシン
  • 生理不順
  • 頭痛、記憶力や思考力の低下 など…

個人差があり、症状の範囲や症状そのものが人によって違います。