J○が発売した無煙タバコ、東京都交通局の対応は?

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この記事は2010年5月26日に書いたものです。
情報が古い可能性があります。ご注意ください。

また、現在は状況や考え方が変わっている可能性があります。

特にタバコに関しての考え方については変わっています。「喫煙者非喫煙者に関わらず、タバコの害から逃れてほしい」がベストです。
詳細はタバコハザード対策協会にて。皮肉も交えていますが、タバコが有害と言う現実から目をそむけませんよう。

「J○が5月17日に発売した無煙タバコについてシリーズ」。先日、各交通機関の対応についてメールで問い合わせました。今回のJ○の無煙タバコについての回答の早さが2番目だったのは「東京都交通局」。

東京都交通局では「現在検討中!」
内容について、公開許可を得ましたのでご報告。

問い合わせ内容

突然のメールにて失礼します。先日、日本たばこ産業株式会社(JT)が発売した無煙タバコ「ゼロスタイル」という商品について、是非ともご検討いただきたいことがあります。
この無煙タバコの禁煙場所での利用について、交通機関の施設内や車内などで容認か禁止かの発表がありましたが、御社ではどのようにご検討中でしょうか?

この商品は「火を使わない」、即ち「副流煙が発生しない」とのことで、JTは禁煙場所での使用も可能としているようですが、既存の有煙タバコと同様、何が入っているのかの全てが明らかにされておらず、周囲への影響についての研究などの、詳細なデータも存在していません。厚生労働省に問い合わせてみましたが、研究については今後の流通具合によって行なわれるかどうかは不明だそうです。

公共の交通手段である車内、及び併設施設は、化学物質でアレルギーを起こす人たちも利用します。密室である車内においては特に、無煙タバコが容認されると文字通り「利用できなくなる」ことになってしまいます。
また、煙が出ずとも見た目は「タバコを吸っている」に他なりませんから、禁煙場所での無煙タバコの利用は、タバコの健康被害の恐ろしさを知っている非喫煙者は不快感や嫌悪感を抱きます。

そして、喫煙者も不快に思うでしょう。吸っている姿をや仕草を見ると、喫煙衝動に駆られる場合が多いそうです。その衝動を抑えられず、禁煙場所で有煙のタバコを吸ってしまう可能性があるのです。

無煙タバコの利用を禁煙場所で容認することは、要らぬトラブルの元となってしまいます。

御社内でも、健康被害についてなど、現在検討中かと推察しますが、「JTの無煙タバコも禁煙場所での利用禁止」の方向でご検討の程、宜しくお願い致します。

※細かい部分について色々ツッコミあるでしょうけど、まぁ、微量なタバコの有害物質でヘタる虚弱な個人でやってることなので勘弁してください。文句があるなら詳細なデータを出さないJ○と、無煙タバコについて統一・かつ明確な対応策などの示唆も出さない厚生労働省、その他利権で絡まりあってるヒトタチに言ってね(笑)

東京地下鉄株式会社 お客様センターからの回答

(私の名前)様

平素は都営交通をご利用いただき、誠にありがとうございます。
都営交通における無煙煙草の取り扱いにつきましては、現在検討中でございます。

健康増進法との関係や、他のお客様に与える影響等も視野に入れながら、慎重に検討してまいります。

今後とも、都営交通を何卒ご利用のほどお願い申し上げます。

東京都交通局総務部お客様サービス課 サービス推進係

※念のため担当者さんの名前は伏せています。

再質問(電話)の内容の概要と再要望

東京都交通局の担当者さんは、タバコの害が受動喫煙、つまり「煙」が問題なのではなく「タバコに類する有害物質」が問題なのだという本質を理解されてらっしゃいました。

なので話しやすかった。苦労してるんだなきっと。私ももどかしいですこの言葉(笑)

発売されてばかりの無煙タバコ、結局どうなん?利用できるの?といった問い合わせが、私の様な弱煙者はもちろん、喫煙者や専門家からも寄せられていて、検討中だそうです。

いや~、大変だ。面倒なものが発売されて、他の路線とも調節しなきゃならないし。

ただ、喫煙者の喫煙欲求はニコチンに操られているとは言え、禁煙場所で全面容認っていうのは、タバコの有害物質避けて健康を維持したい非喫煙者の権利を侵害するし、健康増進法の「本質」からいっても矛盾する、禁止にするのが人道的だよね?と伝えました(ズルい言い方ですが、実際その通りだし)。

今はタバコを止める気がなくても止められちゃう、簡単な「タバコを止める方法」がありますからね~。

詳細な結果はWebサイトに掲載されるそうです。いつとは明確にできないそうですが、とりあえず見守りましょうか。

もどかしいよ。もっと食い下がれよっと思った方へ

質問力などの力不足、知識不足を自覚してます。

なので「もっとこういう風に聞けば?」「このことについても聞いてみて!」とか、何かご要望ありましたらコメントメールフォームなどからご意見下さい。時間と体調が許す限り対応します。

もちろん、アンチなコメントも遠慮なく書き込んで下さい。

無煙タバコの対応などについて、思いついたところに聞いてみた

J○が発売した無煙タバコ、実際はどうなの?もご参照下さい。

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コメント

  1. たま より:

    タバコの感作療法には興味ありますか? アレルギーは、ある一定の濃度を超えてしまうと体の反応がでなくなってしまうんですよね。 この療法は確かタバコのエキスを投与して、体に感じられなくなる方法なんです。 アメリカのダラスで、その療法をしてくれてたと思います。私は行ったことないですけど・・

    あと、ニンジンがタバコの反応を抑えてくれるみたいです。

  2. >たまさん
    コメントありがとうございます(^ ^)

    減感作療法のことでしょうか?以前、コメントで教えていただいたんですが、化学物質過敏症は本当に「ごく微量の反応物質」で反応が出ることと「反応する物質の量が多い」ことがあり、あまり結果は芳しくないようです。特に多種化学物質過敏症だとドえらい時間と労力、治療費がかかりそうです。一言でタバコと言っても、色々なものが添加物として含まれてますしね。

    そもそも、長時間飛行機に乗れる状態ではないでしょうし、アメリカで保険の効かない治療を受けられる余裕があるなら、私はここまで悪化してないですね(笑)